暁之星塵
现在这边才是本家。胡言乱语没边儿鬼扯,偶尔丢半成品,更偶尔丢点文。
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テニプリdeデジモンぱろ! NO.56 デバイス(数码终端机)
网王de数码兽,关于这个系列的暴龙机。
与其说是小说不如说是设定介绍……ORZ
本次登场:不二、幸村、白石、越前、远山、大和(!)、高吼兽(!!),对话为主。
设定可以见这里【http://aurore.syoyu.net/Entry/150/】※剧透注意
数码兽100御题NO.56完成。目录在此→http://aurore.syoyu.net/Entry/158/
※※※世界观为DA~DXW混合请注意※※※
「そういえば、デジヴァイスって色んなタイプがあるんだね」
とある旅の日の休憩時間。食料探しに出かけたパートナーたちを待っているところに、不二の突然の一言により、選ばれし子供たちのデバイス議談が始まった。
「不二センパイが『神隠し』で初めてデジタルワールドに来た時ってまだデジヴァイスがなかったんスよね」
越前の質問に、そうだよ、と頷く不二。
「あの時はまだデジタルワールド自体不安定な時代だったからね。選ばれし者とデジモンのパートナー制度もなかったし、世界全体に異質物を受け入れる余裕がなかったんだろうね」
「いしつぶつってなんや?うまいもん?」
「お前は食べることしか知らないのか…」
騒ぐ遠山に越前は呆れながらもツッコミを入れる。
いい加減遠山の扱いに慣れた白石が二三言で遠山をいい収めるのを横目に、残り三人の議談は相変わらず続いている。
「じゃあやっぱ一番最初にデジヴァイスを持ったのは幸村サンっスね」
「うん、そうなるね。D-スキャナーって言うんだっけ?」
「そうだよ。」
越前と不二の話しに頷き、幸村は自分のデジヴァイス――黒と紫のD-スキャナーを取り出して見せる。
「デジメンタルやスピリットのデータをスキャンして使えるからこの名前なんだって。他のものも、データが露出していればスキャンできるみたいだけど、俺の時はまだカード形式のアイテムやデータは存在しないからカード化されたもののスキャンは無理だね」
「このD-スキャナーって一番古いタイプっスか?それにしては機能がずいぶんついてるけど」
「残念だがちゃうな。プロトタイプはこれやで?」
遠山への説明が終わった白石が自分のデジヴァイスを取り出す。
「名前はそのまんまデジヴァイス。聖なるデバイスっちゅー別名もあるようやけどな。ま、シンプルが一番や」
「……にしてもホントにそのまんまっスね」
「それ言うたらあかんで、コシマエクン」
「……エチゼンっス」
「ノリ悪いなぁコシマエクン」
「……」
「にしてもなんでプロトタイプを?白石の時にはもうデジヴァイスiCは出てるんでしょ?」
デジヴァイスiCは白石を除く他の全てのロイヤルナイツのテイマーたち……現在その存在を確認出来るのは手塚国光・跡部景吾・真田弦一郎の三人なのだが……がはじめに手渡されたデジヴァイスらしい。
と言っても、不二たちは実際それを目にしたことはない。イグドラシルが直に手をかけたとは言え、実験作のデジヴァイスiCではロイヤルナイツ、すなわち究極体への進化は耐えられないらしく、デジヴァイスiCは実際テイマーたちの適応訓練にしか使われなかったという。デジヴァイスiCはロイヤルナイツの進化に必要な「デジソウル」というエネルギーを変換できるため、訓練を終え「究極のデジソウル」を手にしたテイマーはそのエネルギーでデジヴァイスiCをデジヴァイスバーストに進化させることができるらしい。
実際不二たちが戦ったロイヤルナイツのテイマーは皆デジヴァイスバーストを使っていた。
「そのデジヴァイスばーすとっちゅーのってあいしーとどーちゃうねん?」
やっと話題についてこれた遠山が口をはさむ。
「処理できるデータ量とエネルギー…ちゅーかデジソウルの量がiCより半端ないくらい多いんや。iCの方はまだデジソウルを使い慣れないうちに出力を抑えとるみたいなモンやからな。まぁ簡単に言うと究極体やバーストモードへの進化はデジヴァイスバーストやないとできんっちゅーことやな」
「もう一つのタイプは不二のD-アークだね。カードを読み取れるってなかなか面白いよ」
「うん、はじめは流石にどういう時にどんなカード使ったらいいのか困ってたけど、使い慣れたら案外僕のスタイルにあっているかも」
「不二クンはパワーよりテクニック派やからな」
「ところで不二センパイ、そのカードって……」
「あはは、僕もはじめは驚いたよ、まさか市販のカードゲームのを使うなんて思っても見なかったから」
「それにしてもよくそんなに持ってるね、しかも真新しいままだし。アレって俺たちが小学生の時に売ってたものでしょ?」
「ああこれはね、実は全部裕太から借りたんだ。裕太かなりマニアだったよ、これ全部コレクション。ほんとはもっとあるんだけど、僕が使えそうなのだけ選んで貸してくれたの。僕はあの時やってなかったからね」
なんだかんだ言って結局ブラコンなんだな、と約三名が不二裕太に判断を下したのはまた別の話。
「で、一番新しいタイプのデジヴァイスが越前と遠山のD-3だね」
「今は一人一つしかないけど本当は複数のデジメンタルのデータを処理できるみたいだしね。アレって結構データ重いんだよ?俺のなんて一つが限界だし。スピリットも似たものだけど俺の場合はデジヴァイスに収容じゃなくて直接俺と融合してるから同時に使えるけど」
「いや幸村クンのD-スキャナーは収容はしなくとも、進化時にデジモンだけやなくて人間のデータも処理しないとあかんやからまた別やろ。収容量はともかくデータ処理能力は全く新型にあとを取らへんで?」
「ふふ…ありがとう」
「で、越前たちのD-3にはもう一つの特殊機能があるんだよね。ジョグレス進化なんてすごいや」
「二つの究極体を融合させてさらに進化か……あれは驚いたね、ほんとにすごかったよ」
「っス……特殊機能と言ったら不二センパイの方じゃないスか。マトリックスエヴォリューションってテイマーがパートナーと融合するんスね」
「うん。カードでのサポートができない分、お互いの思いが通じ合って戦術の実施が効率的になるよ」
「デジモンとデジモンもすごいけど人間とデジモンのもすごいよね」
「なーなー、これで全部の種類か?」
「D-スキャナー、プロトタイプのデジヴァイス、デジヴァイスiCから進化するデジヴァイスバースト、D-アークとD-3、うん、これだけじゃない?」
「冒険の途中でまた増えるかもしれへんなー」
「ふふ…それは面白そうだね。どんなものだろう」
……
「…へっくしょん!」
「どうしたユーダイ、大丈夫か?」
「ええ、大丈夫ですよ、シャウトモン。どうやら誰か僕の噂をしているみたいでね」
「ふーん?あ、ドルルモンたちが帰ってきたぜ。ラッキー!食料いっぱい見つけたみたいだぜ!」
「よかったですね。今日食べきれないものはクロスローダーにひとまず保存しておきましょう、何日かは食料の心配をせずに済みますね」
「うおっしゃー!食ったらチーム・ヤマト、冒険再開だぜ!」
「……その恥ずかしいチーム名、どうにかならないでしょうかね……」
fin.
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小説というよりもデジヴァイス紹介回でした。何気に大和部長登場…!
とある旅の日の休憩時間。食料探しに出かけたパートナーたちを待っているところに、不二の突然の一言により、選ばれし子供たちのデバイス議談が始まった。
「不二センパイが『神隠し』で初めてデジタルワールドに来た時ってまだデジヴァイスがなかったんスよね」
越前の質問に、そうだよ、と頷く不二。
「あの時はまだデジタルワールド自体不安定な時代だったからね。選ばれし者とデジモンのパートナー制度もなかったし、世界全体に異質物を受け入れる余裕がなかったんだろうね」
「いしつぶつってなんや?うまいもん?」
「お前は食べることしか知らないのか…」
騒ぐ遠山に越前は呆れながらもツッコミを入れる。
いい加減遠山の扱いに慣れた白石が二三言で遠山をいい収めるのを横目に、残り三人の議談は相変わらず続いている。
「じゃあやっぱ一番最初にデジヴァイスを持ったのは幸村サンっスね」
「うん、そうなるね。D-スキャナーって言うんだっけ?」
「そうだよ。」
越前と不二の話しに頷き、幸村は自分のデジヴァイス――黒と紫のD-スキャナーを取り出して見せる。
「デジメンタルやスピリットのデータをスキャンして使えるからこの名前なんだって。他のものも、データが露出していればスキャンできるみたいだけど、俺の時はまだカード形式のアイテムやデータは存在しないからカード化されたもののスキャンは無理だね」
「このD-スキャナーって一番古いタイプっスか?それにしては機能がずいぶんついてるけど」
「残念だがちゃうな。プロトタイプはこれやで?」
遠山への説明が終わった白石が自分のデジヴァイスを取り出す。
「名前はそのまんまデジヴァイス。聖なるデバイスっちゅー別名もあるようやけどな。ま、シンプルが一番や」
「……にしてもホントにそのまんまっスね」
「それ言うたらあかんで、コシマエクン」
「……エチゼンっス」
「ノリ悪いなぁコシマエクン」
「……」
「にしてもなんでプロトタイプを?白石の時にはもうデジヴァイスiCは出てるんでしょ?」
デジヴァイスiCは白石を除く他の全てのロイヤルナイツのテイマーたち……現在その存在を確認出来るのは手塚国光・跡部景吾・真田弦一郎の三人なのだが……がはじめに手渡されたデジヴァイスらしい。
と言っても、不二たちは実際それを目にしたことはない。イグドラシルが直に手をかけたとは言え、実験作のデジヴァイスiCではロイヤルナイツ、すなわち究極体への進化は耐えられないらしく、デジヴァイスiCは実際テイマーたちの適応訓練にしか使われなかったという。デジヴァイスiCはロイヤルナイツの進化に必要な「デジソウル」というエネルギーを変換できるため、訓練を終え「究極のデジソウル」を手にしたテイマーはそのエネルギーでデジヴァイスiCをデジヴァイスバーストに進化させることができるらしい。
実際不二たちが戦ったロイヤルナイツのテイマーは皆デジヴァイスバーストを使っていた。
「そのデジヴァイスばーすとっちゅーのってあいしーとどーちゃうねん?」
やっと話題についてこれた遠山が口をはさむ。
「処理できるデータ量とエネルギー…ちゅーかデジソウルの量がiCより半端ないくらい多いんや。iCの方はまだデジソウルを使い慣れないうちに出力を抑えとるみたいなモンやからな。まぁ簡単に言うと究極体やバーストモードへの進化はデジヴァイスバーストやないとできんっちゅーことやな」
「もう一つのタイプは不二のD-アークだね。カードを読み取れるってなかなか面白いよ」
「うん、はじめは流石にどういう時にどんなカード使ったらいいのか困ってたけど、使い慣れたら案外僕のスタイルにあっているかも」
「不二クンはパワーよりテクニック派やからな」
「ところで不二センパイ、そのカードって……」
「あはは、僕もはじめは驚いたよ、まさか市販のカードゲームのを使うなんて思っても見なかったから」
「それにしてもよくそんなに持ってるね、しかも真新しいままだし。アレって俺たちが小学生の時に売ってたものでしょ?」
「ああこれはね、実は全部裕太から借りたんだ。裕太かなりマニアだったよ、これ全部コレクション。ほんとはもっとあるんだけど、僕が使えそうなのだけ選んで貸してくれたの。僕はあの時やってなかったからね」
なんだかんだ言って結局ブラコンなんだな、と約三名が不二裕太に判断を下したのはまた別の話。
「で、一番新しいタイプのデジヴァイスが越前と遠山のD-3だね」
「今は一人一つしかないけど本当は複数のデジメンタルのデータを処理できるみたいだしね。アレって結構データ重いんだよ?俺のなんて一つが限界だし。スピリットも似たものだけど俺の場合はデジヴァイスに収容じゃなくて直接俺と融合してるから同時に使えるけど」
「いや幸村クンのD-スキャナーは収容はしなくとも、進化時にデジモンだけやなくて人間のデータも処理しないとあかんやからまた別やろ。収容量はともかくデータ処理能力は全く新型にあとを取らへんで?」
「ふふ…ありがとう」
「で、越前たちのD-3にはもう一つの特殊機能があるんだよね。ジョグレス進化なんてすごいや」
「二つの究極体を融合させてさらに進化か……あれは驚いたね、ほんとにすごかったよ」
「っス……特殊機能と言ったら不二センパイの方じゃないスか。マトリックスエヴォリューションってテイマーがパートナーと融合するんスね」
「うん。カードでのサポートができない分、お互いの思いが通じ合って戦術の実施が効率的になるよ」
「デジモンとデジモンもすごいけど人間とデジモンのもすごいよね」
「なーなー、これで全部の種類か?」
「D-スキャナー、プロトタイプのデジヴァイス、デジヴァイスiCから進化するデジヴァイスバースト、D-アークとD-3、うん、これだけじゃない?」
「冒険の途中でまた増えるかもしれへんなー」
「ふふ…それは面白そうだね。どんなものだろう」
……
「…へっくしょん!」
「どうしたユーダイ、大丈夫か?」
「ええ、大丈夫ですよ、シャウトモン。どうやら誰か僕の噂をしているみたいでね」
「ふーん?あ、ドルルモンたちが帰ってきたぜ。ラッキー!食料いっぱい見つけたみたいだぜ!」
「よかったですね。今日食べきれないものはクロスローダーにひとまず保存しておきましょう、何日かは食料の心配をせずに済みますね」
「うおっしゃー!食ったらチーム・ヤマト、冒険再開だぜ!」
「……その恥ずかしいチーム名、どうにかならないでしょうかね……」
fin.
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小説というよりもデジヴァイス紹介回でした。何気に大和部長登場…!
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