暁之星塵
现在这边才是本家。胡言乱语没边儿鬼扯,偶尔丢半成品,更偶尔丢点文。
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「スキ」についての考察 (上)
《天装战队护星者VS真剑者 Epic on 银幕》背景
真剑红·志叶丈瑠×护星红·阿拉塔
女性向全年龄文
未完待续
继续殿天使文……强力推广!满地打滚求同好!!
可以算是《One-Way...?》(暂定名)的阿拉塔SIDE?
传送门:日文【http://aurore.syoyu.net/Entry/120/】
中文【http://aurore.syoyu.net/Entry/124/】
从篇幅就能看出我对阿拉塔的爱……【远目
真剑红·志叶丈瑠×护星红·阿拉塔
女性向全年龄文
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可以算是《One-Way...?》(暂定名)的阿拉塔SIDE?
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中文【http://aurore.syoyu.net/Entry/124/】
从篇幅就能看出我对阿拉塔的爱……【远目
「スキ」についての考察 (上)
さて、と、定番位置のビル頂上に腰掛けて、アラタはぼんやりと考え始める。
「『好き』って……なんだろう…?」
別に、「好き」という言葉を知らない訳ではない。バニラのアイスは好きだし、エリや仲間たちは好きだし、望は好きだし、風や青空は好きだし、護星界は好きだし、地球も好きだし。
丈瑠のことも、「好き」だし。
『俺が言っている“好き”は、お前が言ってるモノとはちょっと違うな』
あの日、彼が言ってくれた「好き」に、「オレもだよ」って答えたら、返ってきた意外な言葉。
「どうして?」って聞いても、「どう違うの?」って聞いても、答えてくれない。
ただ、「アラタはそのままでいいんだ」、と。
悲しそう……というほどでもないけど、複雑そうに笑って。
それ以上は、なにも教えてくれなくて。
彼の胸の奥から聞こえる心の声は、ただ…
『好きだ、アラタ』
『好きだ』
『好きだ』
『アラタ、お前が好きだ』
『お前にわかってもらいたい』
『答えてもらいたい』
『でも、……お前は、お前のままでいてくれ』
『好きだ……アラタ』
『好きだ』
『好きだ』
『好きだ』
何度も何度も響いて。
聞いていたら、何故か胸が熱くなって。
泣きそうになって。
でも、
『笑っているアラタが一番好きだ』
彼がそう言って笑ってくれるから。
自分も、精一杯、笑った。
それ以来、よく考えるようになったのが、丈瑠の言う「好き」の意味。
オレの「好き」と丈瑠の「好き」って、どう違うの?
オレは…丈瑠に、丈瑠がほしい「好き」の答えを、出せないの?
ふと思い出したのは、あの時丈瑠が訊いた、「『恋』の意味を知ってるのか?」
自分は、一回だけ聞いたことのある「恋は戦い!」という言葉で答えたけど、それを聞いて丈瑠が言ったのが、自分たちが言ってる「好き」は違うという言葉。
つまり、彼が自分に向けている「好き」は「恋」の意味で。
でも「恋は戦い!」という自分の答えは間違って……いや、前の時は(たぶん)合ってたから、今回は…的外れ?なのかな。
「う~ん……難しい……」
思わず頭を抱きたくなった。
元々ハイドのように考えるのが上手な訳でもない。スカイック族というのは結構好き勝手に心のまま生きている種族だったりする。
そのハイドさえ「恋」についての知識は自分並みたいだし……
いや、ダメだダメだ、考えるのを諦めちゃダメ。
「とにかく……やってみる!」
パン、と自分の頬を叩いて気合を入れる。
だって決めたんだ。絶対、丈瑠に答えをだすって。彼にもう何か我慢しているような思いをしなくてもいい答えをだすって、自分で決めたんだ。
だって、丈瑠が…丈瑠が、
『好き』だから。
「『好き』…かぁ……」
目を瞑ってみたら、風が優しく肌を撫でていくのが、太陽の降り注ぐぬくもりが、よりはっきりと魂まで伝わっていくのがわかる。
おいしい食べ物も、仲間たちも、色んな命も、護星界もこの地球(ほし)もみんな「好き」で。
丈瑠も「好き」で。
「オレ…どれくらい丈瑠が『好き』なのかな」
口にした途端妙に恥ずかしくなって、誰も見ていないのに思わず顔を隠す。風が、空が、太陽がクスクスと自分を笑っているのがわかって、顔がさらに熱でもあるように熱くなってしまう。
やめてよ、の意味で手を振ったら、相変わらず笑いながら風の精霊たちがスルリと側を通って自分の手先から逃げた。それでもやっぱり手を伸ばしても届かないという距離から彼らの申し子に付きまとう。クスクス、クスクスと、やけにうれしそうに。
(TBC)
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今天力竭!明天继续……!居然写了这么长……明天争取写完…………
さて、と、定番位置のビル頂上に腰掛けて、アラタはぼんやりと考え始める。
「『好き』って……なんだろう…?」
別に、「好き」という言葉を知らない訳ではない。バニラのアイスは好きだし、エリや仲間たちは好きだし、望は好きだし、風や青空は好きだし、護星界は好きだし、地球も好きだし。
丈瑠のことも、「好き」だし。
『俺が言っている“好き”は、お前が言ってるモノとはちょっと違うな』
あの日、彼が言ってくれた「好き」に、「オレもだよ」って答えたら、返ってきた意外な言葉。
「どうして?」って聞いても、「どう違うの?」って聞いても、答えてくれない。
ただ、「アラタはそのままでいいんだ」、と。
悲しそう……というほどでもないけど、複雑そうに笑って。
それ以上は、なにも教えてくれなくて。
彼の胸の奥から聞こえる心の声は、ただ…
『好きだ、アラタ』
『好きだ』
『好きだ』
『アラタ、お前が好きだ』
『お前にわかってもらいたい』
『答えてもらいたい』
『でも、……お前は、お前のままでいてくれ』
『好きだ……アラタ』
『好きだ』
『好きだ』
『好きだ』
何度も何度も響いて。
聞いていたら、何故か胸が熱くなって。
泣きそうになって。
でも、
『笑っているアラタが一番好きだ』
彼がそう言って笑ってくれるから。
自分も、精一杯、笑った。
それ以来、よく考えるようになったのが、丈瑠の言う「好き」の意味。
オレの「好き」と丈瑠の「好き」って、どう違うの?
オレは…丈瑠に、丈瑠がほしい「好き」の答えを、出せないの?
ふと思い出したのは、あの時丈瑠が訊いた、「『恋』の意味を知ってるのか?」
自分は、一回だけ聞いたことのある「恋は戦い!」という言葉で答えたけど、それを聞いて丈瑠が言ったのが、自分たちが言ってる「好き」は違うという言葉。
つまり、彼が自分に向けている「好き」は「恋」の意味で。
でも「恋は戦い!」という自分の答えは間違って……いや、前の時は(たぶん)合ってたから、今回は…的外れ?なのかな。
「う~ん……難しい……」
思わず頭を抱きたくなった。
元々ハイドのように考えるのが上手な訳でもない。スカイック族というのは結構好き勝手に心のまま生きている種族だったりする。
そのハイドさえ「恋」についての知識は自分並みたいだし……
いや、ダメだダメだ、考えるのを諦めちゃダメ。
「とにかく……やってみる!」
パン、と自分の頬を叩いて気合を入れる。
だって決めたんだ。絶対、丈瑠に答えをだすって。彼にもう何か我慢しているような思いをしなくてもいい答えをだすって、自分で決めたんだ。
だって、丈瑠が…丈瑠が、
『好き』だから。
「『好き』…かぁ……」
目を瞑ってみたら、風が優しく肌を撫でていくのが、太陽の降り注ぐぬくもりが、よりはっきりと魂まで伝わっていくのがわかる。
おいしい食べ物も、仲間たちも、色んな命も、護星界もこの地球(ほし)もみんな「好き」で。
丈瑠も「好き」で。
「オレ…どれくらい丈瑠が『好き』なのかな」
口にした途端妙に恥ずかしくなって、誰も見ていないのに思わず顔を隠す。風が、空が、太陽がクスクスと自分を笑っているのがわかって、顔がさらに熱でもあるように熱くなってしまう。
やめてよ、の意味で手を振ったら、相変わらず笑いながら風の精霊たちがスルリと側を通って自分の手先から逃げた。それでもやっぱり手を伸ばしても届かないという距離から彼らの申し子に付きまとう。クスクス、クスクスと、やけにうれしそうに。
(TBC)
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今天力竭!明天继续……!居然写了这么长……明天争取写完…………
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