暁之星塵
现在这边才是本家。胡言乱语没边儿鬼扯,偶尔丢半成品,更偶尔丢点文。
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网王de数码兽paro! NO.51 仲間(同伴)
②不知道啥时候才会有……我真就是心血来潮………………
这个……我没故意往女性向写不过大概有点幸不二……百合【咦
……嘛但是当成友情看完全没问题哟真的!
本次登场:不二、幸村,幸村视角。
…………真的好奇怪啊我明明是想写不二前辈的故事……
设定可以见这里【http://aurore.syoyu.net/Entry/150/】※剧透注意
数码兽100御题NO.51完成。目录在此→http://aurore.syoyu.net/Entry/158/
※※※世界观为DA~DXW混合请注意※※※
――ああ、これが「絶望」というものなのか。
傷だらけで、動く気力もなくて、パートナーの元へも駆け寄ることができず。
全身全霊の一撃は、相手にかすり傷さえ作れなく。
ついに跪いて。
「セーイチっ!!!」
パートナーの叫びが聞こえた。
ごめんね、リリスモン。
君の世界を救えない、君を守れない、自分自身さえ守れない、こんなに情けないテイマーで。
ごめんね。ごめんね。
レーベモンは、衝撃波を前に、ゆっくりと目を閉じた。
「カードスラッシュ!!『ウォーグレイモンの盾』!!!」
予想していた痛みが、ない。
恐る恐る目を開ければ、目の前には魔王の背中が。
自分のパートナーと同じく七大魔王の座に君臨する者。「暴食」の異名を持つ、ベルゼブモン。
「なにぼーっとしてるんだよ、こっち!」
反応が追いつかないまま、ダレかに抱えられて後退する。既に限界に達していたマガイモノの勇気の盾は粉々に砕け散り、ベルゼブモンは一瞬のスキにその場を逃れた。
傷ついた体は爆発の衝撃に耐えられず、とうとう進化が解けてしまった。
レーベモンから、幸村精市へ。
「ルーチェモン、ベルゼブモン!」
「大丈夫だ、気にするな!」
「ボクたちもセーイチも無事だよ!」
ああ、自分を助けたのはルーチェモンだったんだ。ルーチェモン・フォールダウンモード、「傲慢」の魔王。
「暴食」と「傲慢」、二体の魔王を同時に仕えるテイマー。そんなニンゲン、一人しか居ない。
血走った目が、リリスモンから退化したホークモンを抱いている琥珀色の髪の少年を捉える。
「不二……」
紛争を嫌い、でも絶対的な力を誇るパーティを率いる者。素の彼を知らない一部の者が「魔王の王」とかさえ呼んでいる、天才テイマー・不二周助。
どうして、彼が、ここに。
だって、黙ってたのに。
彼を、巻き込みたくなくて。
彼を、守りたくて。
全てを隠していたのに。
「なんでくるんだよっ…!不二の馬鹿!!」
「馬鹿は幸村の方でしょ!この大馬鹿っ!!!」
腕を掴まれた。首に腕を回されて、ぎゅっと抱きつかれた。
暖かい雫が、首筋にこぼれ落ちた。
泣いているのかい、不二?……俺の、ために…?
「なんで何も言わずに行っちゃうんだよっ!一緒に戦おうって言ったのに!!っ僕たちがそんなに足手纏いなの?!邪魔なの?!」
「ち、が……」
掠れて声が出ない、それが堪らなく悔しい。
違うよ、違うよ不二。足手纏いなんて、邪魔なんて思ってないよ。ほんとは一緒に戦いたかったよ。ほんとは肩を並べて立ちたかったよ。
でも、それじゃあ君までも傷ついちゃうじゃないか。
そんなの、嫌だから。だから…
「僕、幸村だけが傷つくなんてもう嫌だよ!」
「え…」
「僕たち仲間でしょ?!仲間と思ってくれるなら、君の辛いこと傷つくこと、僕にも分けて二人で立ち向かおうよ!この世界を守りたいのはっ!仲間を守りたいのはっ!君だけじゃないんだよっ!!!」
…ああ、そうだったっけ。
今の「選ばれし子供」は、俺一人じゃないんだったっけ。
戦友<なかま>は、リリスモンだけじゃなかったんだっけ。
なんで、忘れてたんだろう。なんで知らないつもりでいたんだろう。
俺の仲間たちは、俺に守られるだけのか弱い存在じゃない。立派なテイマーたちと、立派なパートナーデジモンたちじゃないか。
俺は守護者なんかじゃない。俺がみんなを守って、みんなも俺を守ってくれるんだ。今の、不二のように。
戦いは辛いけど、俺の、俺たちの旅は辛いことだけじゃないんだ。だからみんな逃げたり怖がったり、嫌がったりもしないんだ。
責任からじゃなく、本当にこの世界が好きで、パートナーたちが好きで。
この世界で一緒に旅をする仲間たちがすきで、この世界での全てが楽しくて。
だからこの全てを守りたいんだ。
ふと全国大会決勝戦を思い出した。テニスの楽しさを忘れて、勝利しか目に入らない俺。そんな俺を倒したのも、テニスの「楽しさ」を常に心がけていた子だったっけ。
なんか俺、
「…学習能力がないな……」
「っ…ほんとに、だよ…!」
「ごめんね、不二……ホークモンも。俺のせいで、成長期まで退化しちゃって」
「気にしないで、また進化すればいいことだから」
傷だらけでも、健気に笑うホークモン。流石、俺のパートナー。
「シュースケ、ここは一旦引いたほうがいいじゃないか。他の奴らと作戦を凝る必要があるだろう」
「うん、そうだね。ごめん、ベルゼブモン、お願いできる?」
テイマーの指示に頷いたベルゼブモンは成熟期・ヨウコモンまで退化し、俺・不二・ホークモン、そして成長期まで退化したルーチェモンを載せた。少々容量オーバー気味だったが不二が耐性アップのカードをスラッシュしたおかげでなんとか保ち、無事戦場を離脱することが出来た。
戦場で敵に背を向けるなんて屈辱だ。でもこの屈辱は俺の傲慢が導いたモノ。
二度とないと誓うよ。もう分かったから。
「仲間」を信じる大切さを。
===========================================
解説:
幸村精市→不二よりも先にデジタルワールドに来たことがある。(入院中に精神体だけ)。デジヴァイスはD-スキャナー、闇のスピリットを持ち、闇の闘士(レーベモン・カイザーレオモン)に進化可能。前回の選ばれし子供は彼一人だけのため、やや単独行動に走る傾向。すぐに一人で全てを背負ってしまう癖がある。
リリスモン(ホークモンに退化)→幸村のパートナー。幸村の代のデジヴァイスで進化したパートナーデジモンは自主的に進化・退化できないため普段は究極体のままだが怪我により成長期へ。成長期↔成熟期の進化・退化のみ、光のデジメンタルを使った進化であるため自主的にコントロールできる。
不二周助→選ばれし子供の一人。「魔王の王」とも「天才テイマー」とも呼ばれる。前者は二体の魔王型デジモンを従えているため、後者は戦術カードの使いが天才的のため。デジヴァイスはD-アーク、デジモンカードをスキャンして使用することができる。
ベルゼブモン(ヨウコモンに退化)→不二のパートナー。不二の代のデジヴァイスにより自由に進化・退化ができる。ただし消耗あり。今回出ていないが不二とマトリックスエヴォリューションでブラストモードに進化可能。
ルーチェモン・フォールダウンモード(ルーチェモン(成長期)に退化)→別に不二のパートナーではないが不二に懐いでいる。基本的に自主的に進化・退化できないはずだが成長期↔フォールダウンモードのみコントロール可能。というかフォールダウンモードは消耗が激しいので普段は成長期状態で消耗を減少している。
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マトリックスエヴォリューション書きたかったのに入らなかった\(^o^)/
傷だらけで、動く気力もなくて、パートナーの元へも駆け寄ることができず。
全身全霊の一撃は、相手にかすり傷さえ作れなく。
ついに跪いて。
「セーイチっ!!!」
パートナーの叫びが聞こえた。
ごめんね、リリスモン。
君の世界を救えない、君を守れない、自分自身さえ守れない、こんなに情けないテイマーで。
ごめんね。ごめんね。
レーベモンは、衝撃波を前に、ゆっくりと目を閉じた。
「カードスラッシュ!!『ウォーグレイモンの盾』!!!」
予想していた痛みが、ない。
恐る恐る目を開ければ、目の前には魔王の背中が。
自分のパートナーと同じく七大魔王の座に君臨する者。「暴食」の異名を持つ、ベルゼブモン。
「なにぼーっとしてるんだよ、こっち!」
反応が追いつかないまま、ダレかに抱えられて後退する。既に限界に達していたマガイモノの勇気の盾は粉々に砕け散り、ベルゼブモンは一瞬のスキにその場を逃れた。
傷ついた体は爆発の衝撃に耐えられず、とうとう進化が解けてしまった。
レーベモンから、幸村精市へ。
「ルーチェモン、ベルゼブモン!」
「大丈夫だ、気にするな!」
「ボクたちもセーイチも無事だよ!」
ああ、自分を助けたのはルーチェモンだったんだ。ルーチェモン・フォールダウンモード、「傲慢」の魔王。
「暴食」と「傲慢」、二体の魔王を同時に仕えるテイマー。そんなニンゲン、一人しか居ない。
血走った目が、リリスモンから退化したホークモンを抱いている琥珀色の髪の少年を捉える。
「不二……」
紛争を嫌い、でも絶対的な力を誇るパーティを率いる者。素の彼を知らない一部の者が「魔王の王」とかさえ呼んでいる、天才テイマー・不二周助。
どうして、彼が、ここに。
だって、黙ってたのに。
彼を、巻き込みたくなくて。
彼を、守りたくて。
全てを隠していたのに。
「なんでくるんだよっ…!不二の馬鹿!!」
「馬鹿は幸村の方でしょ!この大馬鹿っ!!!」
腕を掴まれた。首に腕を回されて、ぎゅっと抱きつかれた。
暖かい雫が、首筋にこぼれ落ちた。
泣いているのかい、不二?……俺の、ために…?
「なんで何も言わずに行っちゃうんだよっ!一緒に戦おうって言ったのに!!っ僕たちがそんなに足手纏いなの?!邪魔なの?!」
「ち、が……」
掠れて声が出ない、それが堪らなく悔しい。
違うよ、違うよ不二。足手纏いなんて、邪魔なんて思ってないよ。ほんとは一緒に戦いたかったよ。ほんとは肩を並べて立ちたかったよ。
でも、それじゃあ君までも傷ついちゃうじゃないか。
そんなの、嫌だから。だから…
「僕、幸村だけが傷つくなんてもう嫌だよ!」
「え…」
「僕たち仲間でしょ?!仲間と思ってくれるなら、君の辛いこと傷つくこと、僕にも分けて二人で立ち向かおうよ!この世界を守りたいのはっ!仲間を守りたいのはっ!君だけじゃないんだよっ!!!」
…ああ、そうだったっけ。
今の「選ばれし子供」は、俺一人じゃないんだったっけ。
戦友<なかま>は、リリスモンだけじゃなかったんだっけ。
なんで、忘れてたんだろう。なんで知らないつもりでいたんだろう。
俺の仲間たちは、俺に守られるだけのか弱い存在じゃない。立派なテイマーたちと、立派なパートナーデジモンたちじゃないか。
俺は守護者なんかじゃない。俺がみんなを守って、みんなも俺を守ってくれるんだ。今の、不二のように。
戦いは辛いけど、俺の、俺たちの旅は辛いことだけじゃないんだ。だからみんな逃げたり怖がったり、嫌がったりもしないんだ。
責任からじゃなく、本当にこの世界が好きで、パートナーたちが好きで。
この世界で一緒に旅をする仲間たちがすきで、この世界での全てが楽しくて。
だからこの全てを守りたいんだ。
ふと全国大会決勝戦を思い出した。テニスの楽しさを忘れて、勝利しか目に入らない俺。そんな俺を倒したのも、テニスの「楽しさ」を常に心がけていた子だったっけ。
なんか俺、
「…学習能力がないな……」
「っ…ほんとに、だよ…!」
「ごめんね、不二……ホークモンも。俺のせいで、成長期まで退化しちゃって」
「気にしないで、また進化すればいいことだから」
傷だらけでも、健気に笑うホークモン。流石、俺のパートナー。
「シュースケ、ここは一旦引いたほうがいいじゃないか。他の奴らと作戦を凝る必要があるだろう」
「うん、そうだね。ごめん、ベルゼブモン、お願いできる?」
テイマーの指示に頷いたベルゼブモンは成熟期・ヨウコモンまで退化し、俺・不二・ホークモン、そして成長期まで退化したルーチェモンを載せた。少々容量オーバー気味だったが不二が耐性アップのカードをスラッシュしたおかげでなんとか保ち、無事戦場を離脱することが出来た。
戦場で敵に背を向けるなんて屈辱だ。でもこの屈辱は俺の傲慢が導いたモノ。
二度とないと誓うよ。もう分かったから。
「仲間」を信じる大切さを。
===========================================
解説:
幸村精市→不二よりも先にデジタルワールドに来たことがある。(入院中に精神体だけ)。デジヴァイスはD-スキャナー、闇のスピリットを持ち、闇の闘士(レーベモン・カイザーレオモン)に進化可能。前回の選ばれし子供は彼一人だけのため、やや単独行動に走る傾向。すぐに一人で全てを背負ってしまう癖がある。
リリスモン(ホークモンに退化)→幸村のパートナー。幸村の代のデジヴァイスで進化したパートナーデジモンは自主的に進化・退化できないため普段は究極体のままだが怪我により成長期へ。成長期↔成熟期の進化・退化のみ、光のデジメンタルを使った進化であるため自主的にコントロールできる。
不二周助→選ばれし子供の一人。「魔王の王」とも「天才テイマー」とも呼ばれる。前者は二体の魔王型デジモンを従えているため、後者は戦術カードの使いが天才的のため。デジヴァイスはD-アーク、デジモンカードをスキャンして使用することができる。
ベルゼブモン(ヨウコモンに退化)→不二のパートナー。不二の代のデジヴァイスにより自由に進化・退化ができる。ただし消耗あり。今回出ていないが不二とマトリックスエヴォリューションでブラストモードに進化可能。
ルーチェモン・フォールダウンモード(ルーチェモン(成長期)に退化)→別に不二のパートナーではないが不二に懐いでいる。基本的に自主的に進化・退化できないはずだが成長期↔フォールダウンモードのみコントロール可能。というかフォールダウンモードは消耗が激しいので普段は成長期状態で消耗を減少している。
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マトリックスエヴォリューション書きたかったのに入らなかった\(^o^)/
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